ミク |
お兄ちゃんどうしたの? |
ソニカ |
美人二人に再び会いたくなった? |
ミリアム |
それはないわね。
この人メイコ以外興味ないから。 |
カイト |
ミリアムって無口だと思ったけど
ハッキリ物言うなぁ……。 |
ソニカ |
カイトだって男だもん、
本命の女がいてもイイ女がいたら
そっちに目がいって当然じゃない。 |
カイト |
えええ!?
うう、ミクの視線がイタイ。 |
ソニカ |
遊びたくなったらいつでも言ってね。
顔のイイ男のお誘いなら大歓迎だから。 |
カイト |
はは、あ・ありがとう。 |
ソニカ |
あ、先に言っておくけど本気にはならないでね。
カイトって鬱陶しそうだし。 |
カイト |
う!! ソニカさん酷い……。
海外ボカロはハッキリ言うタイプ多いなぁ。
じゃ、またね。
ソニカさんのお誘いは気持ちだけいただくよ。 |
ソニカ |
気持ちだけって何? |
ミリアム |
ようするに『お前と遊ぶ気はない』ってとこね。 |
カイト |
ちょっ! |
ソニカ |
うわ、腹立つ! |
ミク |
お兄ちゃん酷い。 |
カイト |
酷いってそんな!
そんな解釈する方が酷いんじゃ! |
ミリアム |
間違ってはないわよね。 |
ミク |
変に言葉を濁すのが悪いと思うよ。 |
ソニカ |
誤魔化し方が私の為というより『面倒ごとを避ける為』って
感じがするのが余計にね。 |
ミリアム |
ハッキリ言う時と柔らかく言う時の状況をちゃんと考えて使いわけたら? |
ミク |
悪気ないのはわかるけど、今のは言う必要なかったもんね。 |
カイト |
ミ・ミクまで!!!
う・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!! |
カイト |
ぐみちゃんいらっしゃい。 |
ぐみ |
あ、カイトさんだー。 |
リン |
ねーねー、カイト兄ぃ知ってた? |
カイト |
ん?何? |
リン |
ぐみちゃんのマスターってね、
気に入った曲があったら1週間そればっかり
聴いてるんだって! |
カイト |
そればっかり!?
しかも長!! |
ぐみ |
試聴くらいはしないと困るからしてるけど、
それ以外は1曲ずーっとなの。 |
リン |
どんなに好きな曲でも、
1週間そればっかりは飽きるよー。 |
ぐみ |
そう! 飽きるの!
マスターってば1週間過ぎたら
今度はろくに聴かなくなるのよ。 |
カイト |
えええええ、聴かなくなるくらいなら、
そんな偏った聴き方しなきゃいいのに。 |
リン |
好きで聴いてたはずだよね? |
ぐみ |
好きでも飽きるみたい。 |
リン |
本末転倒すぎ!
ぐみちゃんのマスターって面白ーい。 |
カイト |
うーん。
この場合歌を気に入って欲しいような
あまり気に入られたくないような……。 |
リン |
他にも色々ありそー。何かない? |
ぐみ |
うちのマスター?
そうねー。
作業用BGMを自分で組み合わせる時に
適当に拾ってて、
クラシックオーケストラと演歌とラップが
並んでいたり……。 |
リン |
ジャンルバラバラ!
あ、うちのマスターも面白くてね、
テンポ弄って聴くのが好きみたいで、
色んな曲を遅くしたり早くしたりしてんの!
テンポ良くてカッコいい曲を
スロー再生して爆笑してるんだよー。 |
カイト |
リンぐみコンビは
マスターの変なところ合戦だな。
リン、また面白い話あったら後で教えてね。 |
リン |
うん。
沢山ありそうだから聞き出しておくね! |